ならまち月燈のある古古古屋（こみや）さんには、美味しいイタリアンがあります。
NAKAMURAYAさん、もともとは富雄の人気レストランさんでしたが、去年9月に移転オープンされました。
ならまち月燈が去年開業準備中のときは、まだまだのんびり営業されているように勝手に思っておりましたが、昨日お邪魔すると、ゴールデンウィークのハザマというのに、全くの満席、ぎっしりのお客様でした。
イタリアンといえば、どこも激戦、人気レストランがひしめき合うフィールドです。
その中でこれだけの人気を集めるようになられた魅力はなんだろう・・と考えてみました。
私は奈良のお店をあまり知らないので、京都との比較で語らせて頂くと、なんといってもコストパフォーマンスのよさですね。
昨日は夜のコースでは一番リーズナブルな4900円のコースを頂きました。
前菜3皿（温・冷）／パスタ2皿／メイン1皿(お肉またはお魚）／デザート／飲み物・・・ですが、あの雰囲気であの素材なら、京都なら1万円のコースだなぁ・・という感じでしょうか。
写真は仔牛のリードヴォーのグリルでしたが、香ばしく歯ごたえよく、カリカリなのに水分が失われてなく、お肉の旨味がしっかり封じ込められてる印象でした。
前菜のサバや雲丹もしっかりと素材を吟味されているのがよくわかりました。
もともとワインにこだわりのあるレストランで、二階でワインショップも開かれるとのこと、今後がますます楽しみですが、グラスで頂いた赤ワインも本当にお料理によく合う瑞々しい赤でした。
さて、NAKAMURAYAさんを五行のどのタイプの方にお薦めするかですが、腎のタイプですかね。過労によって元気が出ない方、むくみがある方にお勧めです。
疲労感をリセットする鹹味（塩味＋苦味）は、赤ワインで、またメインに添えてあったコシアブラやフキノトウといった山菜の苦味も、沈んだ氣をあげてくれる作用があります。
NAKAMURAYAさんの内装の主旋律である黒も、腎の色です。きっと気持ちが落ち着くはずです。
ご自分が五行のどの体質だろう・・と疑問に思われた方はならまち月燈にどうぞ。
そんな疑問がなくても、純粋に美味しいイタリアンを召し上がりたい方はNAKAMURAYAさんに直行でどうぞ。
美味しいお料理は生きる力になります。ごちそうさまでした。
NAKAMURAYA
奈良市南市町８－１古古古屋1階
０７４２－９３－６５７７