今日は、ごはんじゃないですけど、なんならならまちでもないですけど、かき氷のご紹介を。
奈良、熱いですよね。かき氷。
私は、昔からかき氷大好きで、冬でも食べられるところは珍しくて、見れば必ず食べるぐらいだったんですけど、奈良で開業する前には、奈良がこんなにかき氷に熱い街だったなんて知らなかったんです。
もちいどの通りを歩いていて、ほうせき箱さんの行列をみて、ひぇ~ってびっくりするくらいのことでした。
ほうせき箱さんは、もちいどの通りに面した大きな店舗に移られて、整理券を配られるようになって、行列こそできなくなりましたが、朝早くに一日分の完売御礼がでているのを見ながら出勤することが多くなりました。
氷の食文化はじまりの地として、奈良県内のかき氷の名店で立派な公式ガイドブックも出されていて、それをひとつづつ回るのも楽しみなのですが、隠れた自分だけの名かき氷をみつけるの大きな楽しみです。
ことのまあかりさんは、奈良の雑貨とカフェBARと銘打っていらっしゃる通り、奈良好きなら必ずお世話になっている奈良旅手帳など、古代や奈良にまつわる雑貨なども販売されています。
きたまちに「旅とくらしの玉手箱フルコト」があって、ここはその2号店という位置づけですが、店主の生駒あさみさんは「ココトソコノ制作室」という編集プロダクションもなさっていて、ならまち月燈のロゴマークは、ココトソコノ制作室さんにお願いしたという御縁もあります。
4人の女性が、それぞれに協調しあって運営ををなさっていて、それぞれ興味深く面白く、温かい方々で、私の興味は尽きないのですが、今日は、かき氷にしぼって。
まず、かき氷ではありませんでした(^^;
削り氷(けずりひ)・・・雰囲気出てますね。古代、歴史、神話、奈良。
- 大海人 (葛餅きなこ黒蜜)
- 長屋王 (はちみつ練乳)
- いちびこ (いちご)
- 橘三千代 (レモン)
- 管玉匂玉 (ゼリー)
- 大職冠 (ブルーベリーチーズケーキ)
- 炊屋姫 (大和トウキ)
など、すべてにそれぞれ物語が詰まっていて、それを思い浮かべながら頂くのも嬉しい。
私は、大海人一択でしたが・・・なぜなら、昔から大海人皇子が好きで、あやかりたくって、息子に海人という名前を付けたくらいですから(^^;
21歳になった今、あやかったのが正解かどうかは・・「大(おおし)」がつくのとつかないとでは、やはりこんなに落差があったのか!ですが・・・(^^;
まぁ、そんな個人的な感慨は置いておいて、しっかりエッジのたった、氷の削り方といい、口どけの柔らかさといい、スコップスプーンで発掘した葛餅のぷるんぷるんさといい、最高でした。
東洋医学的には、体を冷やす冷たいものはあまりおすすめしないのですが、古代奈良へのロマンが熱いので、体だけを冷やすことはないだろう・・ということで、別格お薦めといたします。
近鉄奈良から徒歩3分の本当に便利なところにあるので、ならまち月燈の行き帰りに、ぜひ奈良好きの方はお立ち寄りください。
ことのまあかり
奈良市小西町2 2階 (一階は面白雑貨屋カルナバールさんです)
0742-24-9075