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ならまち月燈はおかげさまで7年目を迎えました

 2018年2月16日に創業した「女性臨床鍼灸ならまち月燈」は、おかげさまで満6年、7年目を迎えることができました。今まで、当院を支えて下さった患者さま、先生方、ご縁のあったすべての方に厚く御礼申し上げます。

 

 先日、当院をデザインしてくださった上町研究所の先生とお目にかかることがあったのですが、先生は5年後も続いている可能性は半々かなぁ…と思っていたと仰っていました。奥ゆかしい先生のおっしゃることなので、半々というより、かなり成功率は低めに考えていらっしゃったんだと思います。

 

 途中、コロナ自粛という大きな出来事もありましたし、ひとつの場が継続して存在するということは、難しいことなんだなぁと、観光地であるからこそ、周辺のお店をみていても思います。

 

 どんなに気合を入れて創業しても、あっけなく1年も経たずに閉店していくお店があとを絶たないなかで、当院のような小さな小さな院に、絶えることなく必要としてくださる女性がお越し下さっていることは、奇跡のように思います。

 

 その存続してきた一番の要因として挙げられるのは、施術者がわたし一人ではないからだと思います。

 

 今、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師4人と、セラピスト1人の体制で、その中からお選び頂いてご通院いただいておりますが、それぞれの先生の個性が豊かで、それぞれに相性のいい、氣の合う患者さんが集まって下さって、理想的と思える状況が続いております。

 

 本当に有難いことで、これを当たり前と思ってはいけないと気を引き締めております。

 

 同時に、同じ場所に留まっているのではなく、進化し続けなくてはいけないとも思う毎日です。

 

 今の体制は居心地よく、素晴らしいと思うだけに、どうしても守りに入ってしまう。

 

 このままでいたいと願うあまり停滞してしまうことを恐れます。

 

 先生方もどんどん進化されています。個性が際立ち、ありのままのこうしたいと思ってする施術が、そのまま患者さんに喜んでいただけることに、自信をつけて、ますます、オリジナルな施術になっているように思います。

 

 私個人のことでいえば、去年一年は指圧だけに特化してきました。今まで、鍼灸と指圧のコンビネーションで施術をしていましたが、50分であれ、90分であれ、指圧だけで施術するということに自負を持ち、磨いてきました。

 

 指圧はわたしの根幹の技術なので、これからもそれはそうあり続けると思います。

 

 でも、一方でもうひとつ、わたしには欲がでてきました。

 

 いつもバカの一つ覚えのように、こころとからだの繋ぎ目ということをお題目のように唱えてきましたが、今年はこころということにもっとフォーカスしようかと思っています。

 

 どんな形になるかは、まだ未知数ですが、少しづつ新しい学びも始めました。

 

 そのことを中心にまたご報告していきたいと思います。

 

 去年の夏から、noteでブログを書いています。

 

 これからは、このホームページのブログとnoteを統合したいと思っているので、どうぞnoteのフォローをお願いいたします。

 

 2024年も変わらず、「ならまち月燈」を必要としてくださる方のお役に立てますよう、精進したいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。